DINKS世帯が50代になる前に見直しておきたい生命保険5つのこと

保険

はじめに 我が家をはじめ、子どもがいない夫婦(DINKS)は、どんな生命保険に入ったらいいかは家庭環境に合わせて考える必要があります!一番のポイントは、大きな死亡保障よりも「生きていくための備え」が重要ということです。 特に、50代を迎える前は、働き方・健康リスク・老後資金への備えを本格的に考える転換期です。今回は、DINKS世帯が50代になる前に見直しておきたい生命保険のポイントを5つご紹介します。

死亡保障は“必要最低限”でOK

共働き子なし夫婦に本当に必要な保障額

まず共働きの場合、配偶者に残すべき生活費はそこまで多くありません。子供もいなければなおのことです。葬儀代や数年分の生活費をカバーできれば十分です。ですので、そんなに大きな死亡保障が不要となります。できれば配偶者への気持ちの分の分だけ遺してあげたいですね。

保険料を抑えるメリット

高額な保障を減らすことで、毎月の保険料を大幅に削減できます。浮いたお金は老後資金や資産形成に回せるため、一石二鳥です。

医療保険はシンプルに備える

特約は必要なものに絞る

若いときは、保険料が安いのでつけれるものは何でもつけていたり、女性だと女性疾病を手厚くしていたり、収入のサポートになる特約をたくさんつけていたりします。しかし、年齢とともに必要な保障が変わってくるので、今の時点から病気になったらどんな治療を受けたいのかを一度振り返ってみて、不要な保障は外しましょう。 女性疾病特約(50代以降はほとんどがん保険でカバーできることが多いです)、通院特約ストレス性の特約などを見直すのがよいかと思います。

保険料と保障内容のバランス

保障内容を見直すことで、無駄に高い保険料を削減できます。本当に必要な保障だけを残すことが、DINKS世帯には効率的です。

働けなくなったリスクにしっかり準備

三大疾病のリスクが高まる50代

まだ定年まで働き盛りの50代。しかし、がん心筋梗塞脳卒中などの三大疾病は、50代から発症率が上がります。三大疾病保障は治療費がかかる上に働けなくなるリスクも高いので、家計に与える影響は大きいので特に備えておく必要があります。 収入の補填や治療費に備えられるように一時金を繰り返しもらえるような保険があると安心です。

就業不能保険を見直す

働けなくなるリスクは三大疾病だけではありません。DINKS世帯は、万一の時には1馬力で家庭を回していかなければなりません。ですので、片方が働けなくなることが一番大きなリスクとなり得ます。いままでに収入保障保険に入っていた方は、死亡保障のない就業不能保険に見直しするのもありです。最新の保険でしたら収入保障でも死亡保障ナシを選択できる商品もあります。

老後を見据えて「介護保障」を意識する

子どもに頼れないからこそ必要

DINKS世帯は将来の介護を担ってくれる子どもがいません。(介護を子供に頼る前提なのが今の時代どうなのかとも思うのですが・・・)就業不能同様、つねに最大出力2馬力の家庭なので、どちらかの生活を支えないといけない場合ということには備えが必要です。 また、配偶者が亡くなってしまい一人になってしまったときの自分の介護についても検討しておきましょう。一番安心なのは介護施設に入ることかと思います。そのための資金の準備も今からしておくのがよいでしょう。 介護保険も現在はさまざまのものがあり、一時金でもらえたり、年金でもらえたりします。またご自身の貯蓄をつかって介護保障を増やすこともできますので、一度どんな商品があるか調べてみましょう!

公的保険との組み合わせを考える

今から働けなくなったときの収入や介護費用を一気にためるのは大変です。ですので介護保険要介護状態で給付される民間保険を組み合わせてかんがえましょう。使える社会保障制度は活用して、できるだけご自身の資金を有効活用できるようにしましょう。 夫婦で老後を見据えたプランニングが重要です。

保険よりも「資産形成」にシフトする

保険は最低限に絞る

必要最低限の保障に絞ることで、無駄な保険料を削減できます。浮いたお金は将来に備える資産形成に回すのが賢明です。

iDeCoやNISAでの資産形成

NISAiDeCoを活用すれば、税制優遇を受けながら資産を増やせます。定年も伸びている昨今、セカンドライフまでの準備期間はまだまだあります。10年以上運用できる期間があるので思いついたときにすぐ始めるのがよいと思います。運用結果はそんなに考えずにまずが、決まった金額を10年以上積み立てていくことが大切です。

私の場合

生活環境にあった保険への見直し

私がおひとり様のときは、最低限の医療保険+特定疾病保険。そして貯蓄のためにドル建ての養老保険、個人年金保険(円)そして付き合いで入った変額保険に入っていました。貯蓄に対して保険料が7万円くらいで大半を占めていました。

二人暮らしになってからは、貯蓄の部分が私の収入の兼ね合いもあってあまりたくさんできなくなったので、ドル建て養老保険と個人年金は解約しました。 ドル建ては円安の煽りを受けていたので、保険料を払うのがしんどくなったのですが、解約した際の返戻金はしっかり増えていました。

毎月の支払金額が減った分、積み立てNISAに毎月払える分だけ積み立てすることにしました。 また受け取った解約返戻金はそのまま置いておくともったいないので、いままで持っていなかった介護保障を一時払いで加入しました。これで私が万一の時には、すこしでも資産を増やして旦那に迷惑かける割合を減らす努力をしたいな~と思いました笑

医療保険や特定疾病保険は大きく変えていませんが、がんにかかる保障が昔の保険では手薄だったので、追加で最新のがん保険に加入しました。

このように私は収入も生活環境もがらっと変わったので、ちょうど40代で見直しのタイミングだったのですが、一人暮らしから二人暮らしに変わったことで「生きている間の保障」や「資金作り」いかに無駄なく準備するかがポイントでした。 介護保障も今が一番検討し時だと思うので、この記事をきっかけに是非考えてみてくださいね。

まとめ

ここまでお話してきた見直しの5つのポイントは下記です。

  • 死亡保障
  • 医療保障
  • 働けなくなるリスクへの保障
  • 介護の保障
  • 老後の資産形成

DINKS世帯は「大きな死亡保障」よりも「生きている間の保障」がとっても重要。しかも片方が片方を支えていくことができるように準備するのが大事です。 いままではそんなに不安を感じることもなく、また忙しいのでゆっくり考える時間もなく準備が不十分だったとしても、50代になる前の見直しは、これからの将来の安心に直結しますし、まだまだできることがたくさんあります! 保険の見直しは早いほど選択肢が広がります。NISAなどの運用商品は時間が大事なので一日でも早く始めることが大事です。なので、思い立ったら吉日!!ですよ。 ぜひ、ご夫婦で話し合い、自分たちに合った保険を選んでみてくださいね。

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